「学生時代に力を入れたことはなんですか?」「弊社のどこに魅力を感じましたか?」「あなたを一言であらわすとしたら?」

悩ましい質問の数々にげんなりすることもあるだろうエントリーシート。

応募した企業ごとに好ましい文面を考え、時間をかけて推敲し、丁寧に宛名を書いたところで無慈悲に落とされるのが就活だ。人によっては50社以上もESを書くというのだから、相当な時間と労力を要する。

数打ちゃ当たる、そうは言っても研究に忙しい理系大学院生の一番のネックとなるのは時間の確保だ。

東京大学大学院情報理工学系研究科に在籍する山田高寛さんは修士2年生。理系学生向け就職サービスのLabBaseを利用し、大手企業に内定が決まった。研究に注力したかったため、就活に時間を割くつもりはなく、上手くいかなければ博士課程に進むつもりだったという。

研究を進めながら、就活を要領よくこなすにはどのようにすればいいのだろうか?山田さんに話を聞いた。
(本記事は株式会社POLのタイアップ記事です)

山田高寛さん
所属:東京大学大学院工学系研究科修士課程
就活時期:修士2年生の2月~2年生6月
インターンシップ参加社数:1社
エントリーシート提出社数:2社

ーー簡単に山田さんの経歴を教えて下さい

2012年に東京大学理科一類に入学し、その後工学部の電子情報工学科に進学しました。学部時代はヨットのサークルに所属していて、土日は逗子の方で練習をしていました。東大は2年生で学科を選択できるのですが、電子情報工学科に進学しました。3年生で引退するまでは勉強はそこそこにサークルに力を入れていました。学部卒業後は大学院に進学し*HCI(ヒューマンコンピューターインタラクション)関連の研究をしています。

※人とコンピュータ間の相互作用。人とコンピュータ等の応用機器の障壁をなくし、利用しやすくするためにはどのようなデザインが望ましいかを研究する分野。

ーー大学院進学はいつ決めましたか?

大学院に進むのが当たり前だと思っていたので、決意したという感覚はないです。周りもほとんど院進を希望してましたし、実際9割近くが院に進んでます。理系で研究をするとなると学部4年間だけでは物足りないですね。

ーーHCIの研究とは、具体的にはどういった内容の研究なのでしょうか?

距離センサを利用したドライバー運転姿勢検知の研究をしています。ドライバの健康状態に起因する事故がここ数年増えていて、ドライバーの姿勢から運転できる状態か出来ない状態なのかを検知するシステムを開発しています。

就活が上手くいかなければ博士進学もアリ!?

ーー基礎研究というよりかは応用、開発研究なのですね。研究も楽しまれているそうですが、博士課程への進学は考えましたか?

考えていた時期もありました。研究自体は好きでしたし、お金の心配はありましたが親に相談したら好きにしろと言われたので、就職がうまくいかなければ博士に進学しようと思っていました。

ーー研究は好きでも積極的に博士課程に進もうと思わなかった理由は何でしょうか?

成果が生みづらいのと、役に立っているという実感が薄く自己満足で終わってしまうような気もして、とりあえず就活して行きたいところに引っかからなければ博士に行こうと考えました。

就活を意識したのは修士1年の夏休みで、ソニーで3週間のインターンに参加したのがきっかけです。オーディオ部門でのインターンで、新しい音楽体験をユーザーに届けるプロトタイプを作るということをしました。僕は音楽を聞きながら移動することが多いのですが、家に帰ってヘッドフォンを外した瞬間オーディオから聴いてた曲の続きが流れたらいいなとおもって、センサー付きのヘッドフォンを開発しました。

ーーすごい、3週間で開発できるものなんですか?

かなり無骨なヘッドフォンでしたが、一応形にはなりました(笑)

「無駄な時間を割きたくない」ESは2社だけしか書かなかった

ーー就活はどれくらい力を入れるつもりでしたか?

修士1年でインターンとかしてた時は頑張ろうと思ってたのですが、ES書くのが面倒で、修士2年になってからは数を絞って就活しようと思っていました。研究にも手を抜きたくなかったので。

ーーES書くだけで結構時間かかりますもんね

何だこの質問は?というものもありますしね(笑)。あなたを一言で表すとって、大喜利になっちゃいますよ(笑)。面倒くさいっていうのもありますし、無駄な時間を割きたくないのでソニーとキーエンスの2社しか出しませんでした。

登録から1ヶ月で内定!LabBaseのメリット、デメリットとは?

ーー2社は強気ですね(笑)。キーエンスに応募したのはどうしてでしょうか?

説明会で世界で初めてのものを作る、と言う話に引かれて応募しました。僕の分野的には電機メーカーがあってると思うんですが、たとえば一生冷蔵庫作り続けるというのは耐えられなくて、なるべく色々な事をさせてもらえる会社に行こうと思っていました。キーエンスに応募しました。

ーー就活で不安になったり、困ったりしたことはありましたか?

困ったことはというと、情報がありすぎて自分が欲しい情報を得られなかったことです。マス向けの就活サイトだと自分の知りたいとこにたどり着けないし、どういう会社が自分を求めてるのかも想像つきませんでした。

最終的にはESをだしたところではなく、LabBaseでスカウトを送ってきた企業から内定をもらったのでそこに行くことに決めました。

ーーLabBaseを使い始めたのはいつですか?

今年の3月初旬です。サービスを開始したばかりとのことであまり期待をしてなかったのですが、登録して2,3日でスカウトが来て驚きました。自分の研究内容を評価してもらえて、これだ、これが欲しかったんだ!って思いましたね(笑)

ーー就職先に決めた企業は元々知ってましたか?

知ってはいましたが、サービスの詳しいことは知りませんでしたし、新卒採用してるのかどうかということも知りませんでした。スカウトが来たあと、電話で事業内容を説明してもらい、興味を持ちました。初めは自分が働くイメージがわかなかったのですが、話を聞いてるうちに自分が活かせそうだと気が付き行くことにしました。

ーー内定が出たのはいつ頃ですか?

4月の2日か3日だったと思います。 スカウトもらってから1ヶ月も経たずに決まり、焦ることなく研究にシフトできてほっとしています。LabBaseに登録していなければもっと大変だったと思いますし、内定先の会社とも出会うことがなかったと思うのでめっちゃ感謝してます!


ーーLabBaseを使うメリット、デメリットがあれば教えてください

理系の大学院生は、普通の大量一括採用ではなく自分の強みや個性を理解してくれる企業に行ったほうがミスマッチも起こりにくいですし、その点はLabBaseを使ってよかったです!デメリットというか改善してほしい点を言うと、*どんな企業があるのかユーザー(学生)に見えやすいようにして欲しいですね。

*8月以降リニューアル予定

LabBase「ラボベース」は研究内容やスキルを登録しておくだけで、スカウトなどを通して企業とつながれます。さらに、研究生活の困りごとを解決したり、学生間や産学間の交流を促進する機能が追加される予定です。

研究内容に興味を持った企業と、スカウトやアピールを通してつながれるLabBaseの登録はこちら!