留学を志したはいいものの、どうやって大学の学費や生活費を工面すればいいのかわかりませんよね。今回は「アメリカ」で「博士号をとる」場合に、どんな奨学金があるのかを一挙大公開しちゃいます。

奨学金とは?

そもそも奨学金には2種類あります。merit-basedとneed-basedです。merit-basedは成績が優秀な学生が利用でき、need-basedは経済的に援助が必要な学生が利用できます。自分はどちらを利用できるのかをまず考えてみましょう!また、「アメリカ」で「博士号をとる」ことを目的とした場合には返還不要の給付型奨学金が多いのも特徴です。

なぜ必要?

では、なぜアメリカでの学位取得留学に、奨学金が必要なのでしょうか。大きく2つの理由があります。

1つ目の理由はアメリカの学費はものすごく高いからです。アメリカの大学の学費は、1年でどれくらいかかるかご存知ですか?33,215ドルです。これは日本で…

なんと360万円‼‼ (本当に”一周回って”想像できない金額ですよね…)

こんな大金を5年間(あるいは6、7年間)奨学金なしで工面できる人というは、たぶんアラブの石油王か、その彼女です。あなたはアラブの石油王ですか?もしくはその彼女さんでしょうか?良いですね、毎日美食を召し上がられて…。

2つ目の理由は、奨学金をGETすると合格に近づくからです。アメリカで博士号取得のために留学するということは、受け入れる教授からすると「自分のプロジェクトを手伝ってくれる要員が来る」ということです。

もし奨学金を獲得しないまま留学すると、お金の工面はじつはTA (Teaching Assistant)、 RA (Research Assistant) として働いて得たお給料で賄うことができます。しかしながらこれは「教授があなたをTA、RAとして雇っている」状態なのです。つまりTA、RAで得られるお給料というのは、教授が獲得してきた研究費や基金から出ているのです。あなたが教授だったら、自分が獲得してきた研究費や基金を、学生の学費や生活費のために与えたいですか?それとも最新の実験器具を買いたいですか?

普通は、後者ですよね。となると、教授は「奨学金を自力で獲得してきてくれた学生」を自分のラボに受け入れたくなります。だって、学生を雇うためにお金を払う必要がないのですから。このような理由から、奨学金を獲得しておくと、研究室に受け入れてもらえる、すなわち合格する確率が高まります。また「自分でお金を獲得してこれる」という、将来必ず直面する研究費の獲得のためのアピールにもなります。

応募年度に注意!

「よし!じゃあ奨学金をとろう!」と思ったときに、必ず注意しなければいけない点があります。それは「応募年度」です。

アメリカの学期開始は9月です。通常は「入学予定年」の1~1年半前に応募締め切りがあります。もし2017年の9月からの留学を予定されているのであれば、その応募締切は2016年の秋に終わっているのです…。つまり、今狙える奨学金というのは1~1年半後に入学予定のものです。留学直前に申請できるものではないのでご注意を!

いろんな奨学金に応募しよう

アメリカの博士課程留学のために申請できる奨学金はたくさんあります。どうせならできる限り申請しましょう!というのも、添削してもらったり推敲して一度しっかりした志望動機書を書いてしまえば、それをある程度は使いまわせるからです。最初から絞り込むのではなく、数打ちゃ当たるでやってみるのも手かもしれませんね。

 

【博士課程留学向けの奨学金一覧(リンク許可取得済み)】

 

①皇太子明仁親王奨学金

 

②(公財) 経団連国際教育交流財団 日本人大学院生奨学金

 

③(公財) 経団連国際教育交流財団 産業リーダー人材育成奨学金

④(公財)村田海外留学奨学会

⑤(公財)船井情報科学振興財団

⑥株式会社大真

⑦(公財)本庄国際奨学金