理系こそとるべき!?ギャップイヤーをとるメリットとは?

日々の実験に猪突猛進なあなた。もしくは毎日実験しているのもちょびっとつらい理系学生のあなた。ギャップイヤーをとって、研究室の外の世界見てみませんか?研究以外の新しい「やりがい」を発見して、進路に幅がでるかもしれません。

ギャップイヤーとは??

ギャップイヤーとは、直訳すると「あいだの年」です。高校卒業後、あるいは大学卒業後にそのまま次の課程に進むのではなく、インターンやボランティア、旅、語学習得などの課外活動に励む期間のことを指します。もともとは1970年代に、イギリスで高校卒業から大学入学までの数ヶ月を埋めるために始まりました。
 
「新卒」が重要視される日本の就職活動においては、留年、浪人、休学など、「ストレートでない」ことが不利にはたらくとされています。しかしながら、海外においてはギャップイヤーをとることが、「社会を見てみる」「人格形成につながる」と考えられています。そんな認識の違いを見ながら、「ギャップイヤーを理系がとる」ことの意味を考えていきます。 

理系学生は日々の実験から離れられない!

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一旦自分の研究テーマを持ち、実験や解析を始めると、なかなか研究室から出られませんよね。○日までにこのデータをとって、この準備をして…、となるとまさに研究の日々で、ほかの事を考えられないくらい、タスクに追われることがあります。

理系学生は大学のカリキュラムとしても拘束される!

毎日実験をして自分の技術を磨く理系学生は、そのトレーニングの期間が途切れないように大学全体のカリキュラムも組まれています。大学院に進学する場合も、何事もなければ学部時代と同じ大学院に進みます。一定の期間、研究室を離れて課外活動をすることは、研究全体の進捗がストップすることになるので、敬遠されがちなのかと思います。

理系学生は幅のある就活ができていない!

もちろん、就活において研究成果をアピールしたいので、研究できる期間は研究したいのです。その時間を確保するために、修士1年の夏はインターンなどにはいかず、黙々と実験をすすめる学生が多いです。そうなると、冬から始まる就活の本番を「就活初心者」のまま迎えることになります。ここから色々な業界を見る時間はないので、大学構内で行われる合同説明会や先輩が受けたことのある企業ばかりにエントリーするようになります。つまり、他の業界を見ずに、自分の半径1 kmくらいの就活をすることになります。

短期的なリターンを求めて大丈夫?

そのような狭い就活で理系としての職業(研究職、開発職、技術職)などに内定が決まればラッキーです。しかし、そのあとは大丈夫でしょうか?民間企業に就職するということは、研究職から営業職への異動もあるということなのです。入ってみてから初めて「営業」や「広報」の仕事内容が分かり、いざ配属したら自分には全く合わなかった…!ということも考えられます。狭い就活をして、入り口は念願の「研究職」かもしれないけど、そのあとずっとそれで続けられる保証はありません。

理系にこそ、ギャップイヤー


研究に時間を割くしかない理系にこそ、大胆に「あいだ」を取るギャップイヤーをおすすめします。そもそも仕事は文系、理系で分けられていません。高校生のときに古文が苦手でも、意外と営業は好きになるかもしれません。そういう可能性に自分が気付かないまま、狭い就活をして内定ゲットがゴールになるのは少しもったいないと感じます。そしてさらにそれでミスマッチな仕事に異動されたらもう苦しいですよね。
 
自分が研究できることはもう分かっているので(もちろん「できる」の程度はありますが)、それ以外の自分に気付くために、ギャップイヤー、とってみませんか?研究続けていたら絶対できないようなインターン、旅、留学、語学習得…。時代の変化に対応できるような自分の可能性を探す1年があっても良い。

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