くまむん

昼間はサラリーマンをしています。学生時代は表面物性の研究をしていましたが、現職は科学とはだいぶ離れた仕事に落ち着いてしまいました。「趣味はサイエンス」と言えるほどには、科学が好きです。Lab-Onでは、主に海外の研究に関するニュースを中心に書かせて頂きます。よろしくお願いいたします。

人工DNAで生命の原理を再現!生物のからだを作るタンパク質の合成に成功

タンパク質と聞くと肉や魚に含まれる栄養素をイメージしがちですが、実は我々の体の中でも、血液や骨、内臓など、あらゆる組織にタンパク質が存在しています。生物の体には、DNAの情報を基に細胞内でタンパク質を合成するシステムが組み込まれており、例えば、毛髪や爪の成分であるケラチンや、血液中の免疫タンパクであるグロブリンも、そうしたシステムによって作り出されています。

2017年は陽子のビッグイヤー、2つの重要発見

2017年に最も話題になった科学ニュースと言えば、ノーベル物理学賞を受賞した重力波の発見を挙げる人も多いのではないでしょうか。日本国内に関して言えば、千葉時代(チバニアン)という時代名称についての話題も記憶にあたらしいところです。 こうした華やかな功績に隠れ、実は原子や分子といったナノの世界の登場人物である「陽子」に関して、教科書を書き換えるレベルの研究結果が発表されていたのです。本稿では、それらの成果について簡単に紹介してみようと思います。

罰則の導入は集団の協力関係を台無しにする

集団内に懲罰の概念を導入することによって協力関係が阻害され、互いを助けあう行動の減少が確認されたという研究結果が、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表されています。これは、かの有名な「囚人のジレンマ」を応用した実験によるものです。囚人のジレンマではこれまで「互いに黙秘」「どちらかが裏切り」「両方が裏切り」という3パターンの結果を想定していましたが、「自分の刑も重くなるが、自分以上に相手の刑が重くなる」という「懲罰」という選択肢を導入したのが今回の実験の大きなポイントです。

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